佐渡のトキが営巣、今年初めて 繁殖期スタート、環境省 

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巣作りをするトキのつがい=14日、新潟県佐渡市(環境省提供)

 環境省は14日、新潟県佐渡市に生息する国の特別天然記念物トキのつがい1組が巣作りを始めたと明らかにした。野生下では今年初めての確認で、本格的な繁殖期がスタートした。

 環境省によると、このつがいは2013年に佐渡島で放鳥された雄と雌。1カ月ほど前から一緒に餌を探すなど営巣の兆候があった。14日午前6時50分ごろ、水田に隣接する雑木林のスダジイの木で巣作りをする様子が確認された。この2羽は毎年ペアとなり、ヒナを巣立ちさせている。

 佐渡島では現在、約290羽のトキが生息しているとみられる。そのうち約60組のペアができており、今後巣作りを始める可能性が高い。