北陸新幹線、除雪対策が効果発揮 大雪でも運行継続、4年目へ 

「スノープラウ」が先頭車両に付いた北陸新幹線(JR西日本提供)

 北陸新幹線は14日、長野―金沢の延伸開業から3周年を迎えた。2月の大雪では開業当初から取り組んできた除雪対策が効果を発揮し、在来線が軒並み運休する中、運行を継続。乗客数も順調に推移したまま、4年目に入った。

 JR西日本によると、2月1~13日の利用客数は前年同期比で18%増。この間、北陸地方は大雪に見舞われ、北陸線の在来線は6日と7日、特急も含めて完全にストップ、航空便も欠航が相次いだ。

 しかし、新幹線は金沢―富山で6日に2本が運休したのみ。北陸から関西などに行くのは在来線特急の利用が一般的だが、北陸新幹線で東京へ出て乗り換える人が多かったとみられる。


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