ウルトラ警察隊67人離任、福島 震災と原発事故で応援 

全国から福島県警に特別出向していた警察官の離任式=14日午後、福島市の県警察学校

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故への対応が続く福島県警を応援するため、2017年度に警視庁と皇宮警察、30府県警から特別出向していた警察官67人の離任式が14日、福島市の県警察学校で開かれた。

 特別出向者は、福島県出身の故円谷英二氏が生みの親のウルトラマンにちなみ「ウルトラ警察隊」と呼ばれ、各配属先で原発事故の避難区域や仮設住宅のパトロールなどを行ってきた。県警は12年2月に初めて出向者350人を迎え入れ、これまで延べ1194人が出向してきた。

 18年度は、新規出向者65人を含む79人態勢となる。


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