リニア談合、準大手担当者ら聴取 任意で、東京地検特捜部 

 リニア中央新幹線の工事を巡る談合事件で、東京地検特捜部が工事を受注した準大手ゼネコンの担当者らを任意で事情聴取したことが14日、関係者への取材で分かった。入札の経緯などを確認したとみられる。

 JR東海などは昨年までにリニア工事計24件を発注。大林組、鹿島、清水建設、大成建設の大手4社は、このうちトンネルや駅など15件を3、4件ずつ受注した。準大手や中堅も駅やトンネル、非常口の工事を請け負っている。

 事件では、大成の担当者が、品川駅の一部工区の受注を目指す準大手の担当者に入札しないよう要求していたことが判明している。


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