海自哨戒機の部品を紛失、八戸 訓練中に落下か、被害報告なし 

 海上自衛隊八戸航空基地(青森県八戸市)は14日、訓練飛行していたP3C哨戒機の部品5個を紛失したと明らかにした。最も大きいもので縦約3センチ、横約2・5センチ、重さ推定2グラム。落下した可能性があるが、被害の報告はないという。

 海自によると、紛失したのはいずれも右翼下面のアルミ合金製の部品。哨戒機は13日午後2時半に同基地を離陸し、八戸沖上空を飛んで午後7時ごろ戻った。その後1時間ほど基地内で離着陸訓練を実施。訓練後の点検で紛失に気付いた。

 青森県内では2月、米軍三沢基地(三沢市)所属のF16戦闘機が、東北町の小川原湖に燃料タンクを投棄した。


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