VW、電気自動車の生産拠点拡大 22年まで16カ所に 

 【ベルリン共同】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は13日、電気自動車(EV)の生産拠点を現在の3カ所から2022年までに16カ所に拡大すると発表した。25年までに年間最大300万台のEV販売を目指す経営戦略を実行に移すため、世界各地で生産設備を整備する。

 さらに欧州と中国向けEVの電池調達に向けて約200億ユーロ(約2兆6千億円)相当の契約を結んだことを明らかにした。北米向けEVについても、近く電池供給業者を決定する方針だ。

 ドイツではディーゼル車が排出する窒素酸化物による大気汚染が深刻で、VWはEVなどに軸足を移しつつある。


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