震災7年、球場でも黙とう 被災地への思い胸にプレー 

オープン戦を前に黙とうする銀次内野手(右から3人目)、則本投手(同5人目)ら楽天の選手たち=11日、岡山県倉敷市

 東日本大震災から7年となった11日、プロ野球の各球団は試合前に黙とうをささげ、各選手は犠牲者や被災地を思い、プレーした。東北を本拠とする楽天は岡山県倉敷市での中日とのオープン戦前に半旗の下、1分間の黙とうをささげ、復興支援を目的に梨田昌孝監督や則本昂大投手らが募金活動を行った。

 岩手県出身の銀次内野手は「一生忘れてはいけないこと。若い選手も被災地に行っていろいろ感じてほしい」と話した。主将の嶋基宏捕手は「7年はあっという間。少しずつ皆さんの頭から忘れられていることもある。楽天が東北にある意味を考え、優勝して東北を盛り上げたい」と思いを語った。


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