「プロ野球くじ」導入検討 12球団は前向き 

 プロ野球を対象としたスポーツ振興くじを導入するための検討を、日本野球機構(NPB)と12球団が始めたことが22日、関係者の話で分かった。導入に強く反対する球団はないという。

 21日に那覇市でくじ導入を検討する小委員会が開かれ、その後、12球団の代表者でくじの方式などについて意見を交換した。

 プロ野球界では1940年代に「野球くじ」が行われたことがあるが、その後は実施されていない。1969年に発覚した「黒い霧事件」で、野球賭博に絡む八百長に関与した選手が永久失格処分になった反省もあり、慎重な姿勢を貫いてきた。


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