オックスファム幹部が謝罪 英議会で、ハイチ買春問題 

 【ロンドン共同】英国を拠点とする国際非政府組織(NGO)オックスファムの最高経営責任者(CEO)ゴールドリング氏は20日、英議会の委員会で、職員がハイチの地震被災地で買春をしていた問題について説明し「ハイチの人々と支援者に謝罪する」と述べた。

 30万人以上が死亡した2010年のハイチ大地震後、現地で活動していた職員が児童買春をしていた疑惑を英紙タイムズが9日に報じて以降、別の活動地域での買春などが次々浮上している。

 ゴールドリング氏は、性的な不正行為を含む26件の新たな疑惑について調査中と説明した。これまでに約7千人の支援者が寄付を停止した。


  • LINEで送る