九電、玄海3号機の燃料装填公開 安全性アピール 

玄海原発3号機の再稼働に向け、燃料プールからつり上げられる核燃料=19日午後、佐賀県玄海町(代表撮影)

 九州電力は19日、玄海原発3号機(佐賀県玄海町)の再稼働に向けた核燃料の装填作業を報道陣に公開した。安全性に最大限配慮しながら作業を進めていることをアピールする狙いで、九電の担当者は「これまではトラブルもなく、順調に進んでいる」としている。

 公開された作業は水中で行われ、4人の作業員がカメラや目視で燃料集合体が正しい位置に入れられるかどうかを慎重に確認しながら、クレーンで原子炉容器にゆっくりと装填していった。

 装填完了後は配管の検査などを経て、3月中旬から下旬に再稼働する見通しだ。


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