IOC、ロシア処分解除を検討へ 24日に、ドーピング疑惑受け 

平昌冬季五輪の開会式で「ロシアからの五輪選手(OAR)」として入場行進する選手たち=9日(共同)

 【平昌共同】国際オリンピック委員会(IOC)のアダムス広報部長は19日、平昌で記者会見し、国ぐるみのドーピングを理由に平昌冬季五輪に選手団としての参加を認めず、国旗や国歌の使用を禁じたロシアに対する処分を解除するかどうかを閉会式前日の24日の理事会で検討すると明らかにした。

 同五輪では18日、個人資格の「ロシアからの五輪選手(OAR)」として参加した選手にドーピング違反の疑いがあると報じられた。アダムス広報部長は、ホベルツ理事(アルバ)らで構成する小委員会からの報告を受けて理事会で判断するとし、今回の問題は「当然要素となる」と述べた。


  • LINEで送る