2018年2月18日 15:02 | 無料公開
11人が亡くなる火災があった「そしあるハイム」=7日、札幌市
生活困窮者らの自立支援を掲げる札幌市の共同住宅「そしあるハイム」の11人死亡火災で、市が、この住宅を老人福祉法で定める有料老人ホームには位置付けられないとして、今週中にも国に報告する方針であることが18日、分かった。
60歳以上の入居者に食事を提供していたことから、無届けの有料老人ホームだった可能性があるとして、運営会社の関係者に実態を聴き取るなどして調べていた。
老人福祉法では、老人を入居させ、食事や家事、介護、健康管理のいずれかのサービスをすれば有料老人ホームとなる。その場合、一定の条件下でスプリンクラーの設置が義務付けられる。