被害拡大のシェアハウス本格調査 「かぼちゃの馬車」運営会社 

スマートデイズが「かぼちゃの馬車」の名称で手掛けるシェアハウス=1月29日、東京都豊島区

 首都圏で女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営する不動産会社スマートデイズ(東京)は16日、物件所有者への賃借料の支払いを停止して被害が拡大しているため、弁護士らで構成する外部調査委員会を同日付で設置したと発表した。物件の所有者が銀行から融資を受ける際に提出した書類の預金残高などが改ざんされたケースも見つかっており、前社長のずさんな経営の責任を追及。刑事告発も視野に本格調査する。

 スマートデイズの再建計画も固まり、新会社のスプリングボード(同)にシェアハウスの管理事業を引き継ぐ。


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