「落ちない石」落ちた! 島根、受験生の間で話題 

「石見畳ケ浦」で丸囲み部分から落下した「落ちそうで落ちない石」(矢印)=16日午前、島根県浜田市

 島根県浜田市の景勝地で、国の天然記念物に指定されている「石見畳ケ浦」で、切り立った崖に張り付いているように見えるため、縁起を担ぐ受験生らの間で「落ちそうで落ちない石」として知られていた岩が落下していたことが16日、分かった。

 浜田市観光協会によると、岩は直径約1メートルで、地面から約5メートルの高さにあった。2年ほど前から市内の受験生を中心に話題になり、大学受験などの前に訪れる生徒らもいたが、数日前に落ちているのが見つかった。

 石見畳ケ浦は約1600万年前の地層が隆起してできた地形で、複数の石や岩が崖から飛び出しているように見える。


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