2018年2月14日 19:12 | 無料公開
明かりがともったかまくらで火鉢を囲む子どもたち=14日午後、秋田県横手市
秋田県横手市で約450年続く冬の伝統行事「かまくら」が行われるのを前に14日、撮影会が開かれ、ろうそくのほのかな明かりが雪景色を照らし、訪れた人たちを魅了した。
かまくらは高さ約3メートルで大人4、5人が入れるほどの広さ。はんてん姿の地元の子どもたちが火鉢を囲んで餅を焼く姿を、詰めかけた観光客が撮影していた。
東京都葛飾区から夫婦で訪れた無職塚平洋仁さんは「都会にはない日本の原風景を見られた。また来たい」と笑顔で話した。
かまくらは水神を祭る行事で毎年2月15、16日に開催。市内に約100基のかまくらが設置され、市観光協会によると例年約30万人が訪れる。