がん治療7カ月遅れる、堺市 医師が検査結果確認せず

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70代女性に対する検査結果の放置と治療の遅れについて、記者会見する堺市立総合医療センターの花房俊昭院長(右)=14日午後、堺市

 堺市立総合医療センター(堺市西区)は14日、70代女性に対する胃がんの病理検査結果が放置され、治療が約7カ月間遅れたと発表した。主治医や検査担当の医師が確認を怠ったのが原因で、女性は治療開始から約1年後に死亡した。

 花房俊昭院長らが14日記者会見した。女性や親族に謝罪し、賠償金を支払う方向で協議していると説明。治療の遅れと死亡との因果関係は「病理検査時点で、胃がんはある程度進行していたと考えられるが、分からない」と述べた。

 花房院長らは、検査報告書を分かりやすく表示するよう電子カルテのシステムを改善するなどし、再発防止に努めるとしている。