2018年2月14日 18:49 | 無料公開
1ドル=106円台後半を付けた円相場を示すボード=14日午後、東京・東新橋
14日の東京外国為替市場の円相場は、前日に円高ドル安が進行した流れを引き継ぎ、対米ドルで急伸した。一時1ドル=106円84銭を付け、2016年11月中旬以来、約1年3カ月ぶりの円高水準となった。円高による企業業績の伸び悩みへの懸念から、東京株式市場の日経平均株価(225種)の終値は3営業日続落し、約4カ月ぶりの安値水準だった。
円相場は午後5時現在、前日比35銭円高ドル安の1ドル=107円40~41銭。ユーロは17銭円安ユーロ高の1ユーロ=132円88~92銭。
前日のニューヨーク外国為替市場が円高水準となったことなどを背景に、14日も円買いが先行した。