2018年2月13日 15:51 | 無料公開
閣議を終え大統領府を出るフランスのユロ環境相=8日、パリ(ロイター=共同)
【パリ共同】フランスの環境派活動家でテレビの人気キャスターだったユロ環境相(62)の「セクハラ疑惑」が週刊誌で報じられ、自ら疑惑を否定するなど騒動となった。米映画界などで表面化したセクハラ問題への抗議が波及する中、検察で「不受理」とされた告訴、和解済みの案件などを週刊誌が暴露した。
マクロン大統領ら政権側は、ユロ氏への支持を表明。メディア界でも「過剰な追及だ」(リベラシオン紙)などと週刊誌への批判が相次いだ。
疑惑を報じたのは、1月に創刊した週刊誌「エブド」の最新号。環境保護財団の元幹部女性、有名政治家の親族が、それぞれセクハラ被害を訴えたとしている。