厚労省が在宅医療、みとりを推進 18年度、診療報酬の改定で 

 厚生労働省は7日、医療機関に支払う診療報酬の4月からの改定内容を決めた。高齢者が住み慣れた地域で最期まで暮らせる仕組みづくりを掲げており、介護と連携して在宅医療や施設でのみとりを進める。高齢で慢性疾患を抱える患者の増加を背景に、ニーズに合わせた病床再編を促し、かかりつけ医の役割を強化する。医療費抑制につなげたい考えだ。

 加藤勝信厚労相の諮問機関である中央社会保険医療協議会の答申。

 高齢化で死亡者が増えており、自宅や介護施設でのみとりをしやすくする。特別養護老人ホームの患者を外部の医師がみとる場合、医師も報酬をもらえるようにして訪問診療の担い手を増やす。


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