エクアドルで大統領選の国民投票 再選回数1度の是非問う 

4日、エクアドルの首都キトで国民投票に票を投じるモレノ大統領(手前)(AP=共同)

 【リオデジャネイロ共同】南米エクアドルで4日、大統領の再選可能回数を1度だけに制限するための憲法改正の是非などを問う国民投票が実施された。5日未明までの選挙管理当局の中間集計(開票率約97%)では賛成が約64・3%となり、反米左派コレア前大統領が2021年の次期大統領選で狙う返り咲きは困難になった。

 コレア氏の後継者として昨年当選しながら、政治姿勢の違いから確執を深めるモレノ大統領が国民投票を発案、穏健左派の姿勢を鮮明にした。コレア氏側は「裏切りだ」と強く反発している。


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