相模原45人殺傷で起訴後鑑定 横浜地裁が決定 

 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年7月、入所者ら19人が殺害され26人が重軽傷を負った事件で、横浜地裁(青沼潔裁判長)は23日までに、殺人罪などに問われた元施設職員植松聖被告(28)の刑事責任能力の有無や程度を調べるため、起訴後の精神鑑定を実施することを決めた。

 地裁によると、植松被告の弁護側が請求した。開始時期や期間は明らかにしていない。

 捜査段階で横浜地検は5カ月間、鑑定留置をして完全刑事責任能力が問えると判断。17年2月に殺人や殺人未遂など六つの罪で起訴した。


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