18年度実質1・8%成長 政府、経済見通し決定 

 政府は22日、2018年度の経済見通しを閣議決定した。国内総生産(GDP)成長率を名目で2・5%程度、物価変動の影響を除いた実質で1・8%程度と見込んだ。名目GDPは564兆3千億円程度に拡大するとの見方を示した。

 雇用や所得環境が改善し、景気回復が続くと想定。消費者物価の上昇率は17年度が0・7%、18年度は1・1%と予測し「需給が引き締まる中で物価が上昇し、デフレ脱却に向け前進が見込まれる」とした。


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