米住宅着工10年ぶり高水準 17年、120万戸 

 【ワシントン共同】米商務省が18日発表した2017年の住宅着工件数(速報)は、前年比2・4%増の120万2100戸となった。リーマン・ショック前の07年(135万5千戸)以来、10年ぶりの高水準で、米住宅建設の堅調な拡大を示した。

 雇用情勢の良好さや、米連邦準備制度理事会(FRB)による緩和的な金利政策が追い風となった。

 17年は一戸建て住宅が8・5%増の84万8300戸となり、住宅建設の伸びを支えた。集合住宅の着工数は減少した。

 同時に発表した17年12月の住宅着工件数(速報、季節調整済み)は、年率換算で前月比8・2%減の119万2千戸。


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