ヘリ窓落下の運動場で避難訓練 沖縄・普天間第二小 

 米軍の大型輸送ヘリコプターの窓落下事故が起きた沖縄県宜野湾市立普天間第二小の運動場で18日、隣接する米軍普天間飛行場のヘリの接近を想定した児童の避難訓練が行われた。事故後、閉鎖が続く運動場の使用は初めて。数日かけてクラス単位で全校児童を対象に行い、運動場を再開できるか判断する。

 窓落下時と同様に体育の授業中に、教師と共に防衛省沖縄防衛局の監視員が、児童を運動場から校舎などの建物に誘導。監視員が「逃げてください」と拡声器で呼び掛けると、児童たちが小走りで避難した。訓練の合間にも敷地周辺上空を大型の米軍ヘリが飛び交った。


  • LINEで送る