日本の生地、NYで展示会 米ブランドに品質アピール 

米ニューヨークで開かれた日本の生地の展示会で、絹織物を説明する出展者(右)=17日(共同)

 【ニューヨーク共同】日本貿易振興機構(ジェトロ)は17日、ニューヨークで日本の繊維産業による生地の展示会を開いた。米国での販路拡大を目指し22社が出展。米ブランドのデザイナーやバイヤーらに品質の高さをアピールした。

 福島県川俣町の斎栄織物は「世界一の薄さ」を売りものとする絹織物「フェアリー・フェザー」を出展。フランスの高級ブランドのスカーフにも採用された実績があり、斎藤栄太常務は「米国は欧州と比べ価格に厳しいが、量を期待できる」と意気込んでいた。

 会場を訪れた米衣料ブランド「ラグアンドボーン」のクリスさんは「デザイン性を重視した生地が多い」と評価した。


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