幼い犬猫の販売禁止期間、延長を 著名人らが環境相に要望 

中川環境相(中央)に要望書を手渡す料理研究家の藤野真紀子さん(右)ら=17日午後、環境省

 ペットショップで販売される犬や猫が幼すぎると成育に悪影響を及ぼすとして、「東京を動物福祉先進都市に」と訴える著名人らのグループが17日、販売禁止期間を欧米並みの生後8週間に延ばすよう求める要望書を、中川雅治環境相に手渡した。

 グループは、キャスターの安藤優子さんや元プロ野球選手の門倉健さんらが呼び掛け人となり、動物愛護活動「TOKYO ZEROキャンペーン」を展開している。要望書を手渡した料理研究家の藤野真紀子さんは「動物の幸せは国民の幸せにつながる」と話した。

 要望書は、犬や猫は親離れ時期が早過ぎると、かみ癖が出たり免疫力が低下したりしかねないとした。


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