有毒のフグ肝臓を販売、愛知 蒲郡のスーパー、被害報告はなし 

愛知県蒲郡市のスーパータツヤで販売されていたフグの切り身と肝臓(愛知県提供)

 愛知県は16日までに、同県蒲郡市の「スーパータツヤ」が販売したフグの切り身に有毒部位の肝臓が入っていたと発表した。健康被害の報告はない。店は県の調べに「ずっと前から肝臓を売っていた」と話したという。

 店は1998年にフグの処理施設として届け出ており、長年にわたり販売を続けていた可能性もあるとみている。

 県によると、15日午後3時半ごろ、購入者から「フグの肝臓が入っている」と豊川保健所に連絡があった。15日に販売したヨリトフグ5パックのうち、16日までに2パックが消費されていた。

 店は県の聴き取りに「売ってはいけないとの認識がなかった」と話している。


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