米体操女子のバイルスも被害告白 性的虐待、チームドクターから 

 【ニューヨーク共同】2016年リオデジャネイロ五輪の体操女子で個人総合など4冠に輝いたシモーン・バイルス(米国)が15日、米国女子選手らへの性的虐待で起訴された同国体操協会の元チームドクターから自身も被害を受けていたと告白した。

 20歳のバイルスはツイッターで声明を発表し「信頼できると聞かされていた人物による行為は、特に受け入れがたく極めて不快」と批判。さらに「東京五輪へ頑張る中で、虐待を受けた練習施設にこれからも戻らなくてはいけないことを思うと胸が痛い」と記した。

 元チームドクターは既に児童ポルノを所持した罪で禁錮60年の判決を受けている。


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