スキーバスで8割がシートベルト ツアー利用者100人調査 

栂池高原スキー場前の駐車場でツアー客を待つ貸し切りバス=12日、長野県小谷村

 大学生ら15人が死亡した軽井沢スキーバス転落事故から15日で2年になるのを前に、共同通信はスキーツアーのバス利用者の安全意識を探るため約100人にアンケートした。スキー場に来るバスでのシートベルト着用について8割が「常に締めていた」と回答。このうち約半数は軽井沢の事故を受け、バスなどでシートベルトを常に締めるようになったと答えた。

 専門家は「サンプル数が少なくはっきりしたことは言えないが、安全意識が高まり、シートベルトを使う人が増えているのではないか」と指摘している。

 アンケートは昨年12月に菅平高原スノーリゾートと栂池高原スキー場で2回実施した。


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