日ラトビア首脳、対北朝鮮で連携 「日バルト協力対話」の創設も 

ラトビアのクチンスキス首相(右)の出迎えを受け握手する安倍首相=13日、リガ(共同)

 【リガ共同】欧州歴訪中の安倍晋三首相は13日午前(日本時間同日午後)、2番目の訪問国であるラトビアのクチンスキス首相と首都リガの首相府で会談した。核、ミサイル開発を進める北朝鮮に対する圧力を最大限に高めるため、緊密な連携を図ることで一致。ラトビアを含むバルト3国との協力促進に向けた「日バルト協力対話」の創設も申し合わせた。

 両首脳による会談は昨年12月に続いて2回目で、日本の首相がラトビアを訪れるのは初めて。会談後の共同記者発表で、安倍首相は、ラトビアがバルト海の一大物流拠点であることを踏まえ「両国の経済関係をさらに促進したい」と強調した。


  • LINEで送る