学士院・学術奨励賞に若手6人 新潟大の小松雅明氏ら 

 日本学士院は12日、活躍が期待される若手研究者に贈る学術奨励賞に、新潟大の小松雅明教授(45)=分子細胞生物学=ら6人を選んだと発表した。

 小松氏は、生物が自らの細胞内の物質を分解する「オートファジー(自食作用)」を研究。他の5人は、慶応大の鎌田由美子准教授(38)=イスラム美術史=と佐藤俊朗准教授(45)=下部消化管学、東京大の山東信介教授(44)=生体機能関連化学、信州大の中谷惣助教(38)=イタリア中世史、名古屋工業大の平田晃正教授(44)=生体物理計算学。

 授賞式は2月7日に日本学士院(東京都台東区)で開かれる。


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