スポーツ庁鈴木長官が韓国で講演 東京五輪への取り組み説明 

韓国体育大で講演するスポーツ庁の鈴木長官=11日、ソウル(共同)

 【ソウル共同】スポーツ庁の鈴木大地長官が11日、ソウルの韓国体育大で講演し、学生らに2020年東京五輪・パラリンピックに向けた取り組みなどを説明した。有望選手の発掘・育成事業やスポーツ人口の増加策を示し「日本の中でスポーツへの興味、関心が高まる絶好の機会。今、改革しないでいつ変えるぐらいの気持ちで、全力で取り組んでいる」と話した。

 聴衆からは東京大会のレガシー(遺産)について質問され「招致活動や施設にお金はかかるが(大会後に)都民がたくさん利用して健康になれば医療費は安くなる。五輪を開催すると国民が健康になるということを世界に示したい」と訴えた。


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