2018年1月4日 01:59 | 無料公開
スーパーコンピューター開発を巡り国の助成金約4億3100万円をだまし取ったとして、詐欺罪で起訴された「ペジーコンピューティング」社長斉藤元章被告(49)が別の助成金も詐取した疑いが強まったとして、東京地検特捜部は4日にも詐欺容疑で再逮捕する方針を固めた。関係者への取材で3日、分かった。 斉藤被告は、約6億3300万円を受給した12~13年度の「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」事業でも、同様の方法で助成金を不正に受け取っていた疑いが持たれている。立件対象は1億円を超えるとみられる。特捜部の調べに、この事業での不正受給を認めているという。