2018年1月2日 20:10 | 無料公開
襲名披露で口上を述べる(右から)二代目松本白鸚さん、十代目松本幸四郎さん、八代目市川染五郎さん=2日、東京・歌舞伎座(代表撮影)
東京・歌舞伎座の「寿初春大歌舞伎」が2日に初日を迎え、歌舞伎の名門、松本幸四郎家の親子3代が父の名跡を継承する襲名披露興行が始まった。市川染五郎さん(44)は「十代目幸四郎」を襲名、夜の部の口上で「自分のつとめる歌舞伎が歌舞伎のための力となると信じ、天に向かって舞台に立ち続ける所存です」と抱負を述べた。
父の九代目幸四郎さん(75)は「二代目松本白鸚」を襲名し、口上で「父(故初代白鸚さん)も、さぞ喜んでいることと存じます」と喜びを語った。
十代目幸四郎さんの長男松本金太郎さん(12)は「八代目染五郎」を襲名。