電車と衝突で作業員死亡、福岡 線路の凍結対策中 

 16日午後6時35分ごろ、福岡市東区のJR鹿児島線千早―箱崎駅間で、線路の凍結対策の作業をしていたJR貨物社員溝部隆さん(56)=熊本市中央区新大江=が久留米発小倉行きの普通電車にはねられ死亡した。乗客約500人にけがはなかった。

 東署とJR貨物によると、溝部さんは分岐点の融雪設備の点検などに当たっていた。同僚の男性と2人で作業し、電車が来ないか見張る係だった。

 JR九州によると、鹿児島線は一部区間の上下線で約1時間半運転を見合わせ、約1万6千人に影響した。


  • LINEで送る