JR京浜東北線、復旧に7時間 架線トラブル、影響22万人 

架線が断線したトラブルで、停車したJR京浜東北線の車両から降り線路を歩く乗客=16日午後、神奈川県川崎市(共同通信社ヘリから)

 JR京浜東北線で架線が切れたトラブルでJR東日本は16日夕、上下線の一部区間で運行を見合わせていた京浜東北線の運転を約6時間45分後に再開した。並走する東海道、横須賀両線も一時運転を見合わせた。計92本が運休。214本に遅れが生じ、約22万人に影響が出た。

 駅間で停車した3本の電車から計約2400人の乗客を降ろして最寄り駅などに誘導した。JRは同日未明に現場付近で実施した架線工事が原因とみられると明らかにした。

 JRによると、16日午前10時55分ごろ、川崎―鶴見駅間で架線が切れた。東海道、横須賀両線が順次復旧。京浜東北線は午後5時40分ごろに再開した。


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