20年までに中距離LCC進出 ANAHD、機材確保へ 

インタビューに答えるANAホールディングスの片野坂真哉社長

 ANAホールディングス(HD)の片野坂真哉社長(62)は15日までに共同通信のインタビューに応じ、格安航空会社(LCC)事業の国際線で現行より航続距離の長いアジアの中距離路線に2020年までに進出を目指す方針を表明した。現行の機材では対応できないため、中距離向けを確保する。

 就航の候補地にはシンガポールやインドネシアなどを挙げ「リゾート地を中心に候補はいくらでもある」と述べた。訪日旅客の需要も取り込みたいとの考えだ。

 ANAHDは傘下にピーチ・アビエーションとバニラ・エアのLCC2社を持ち、最長路線がバニラの成田―セブ線。


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