2017年12月15日 09:38 | 無料公開
恒星「ケプラー90」(左端)と惑星の想像図。8個の惑星の左から3番目が新たに発見された惑星(NASA提供・共同)
【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は14日、米IT大手グーグルが開発した人工知能(AI)の助けを借りて、新たに二つの太陽系外惑星を発見したと発表した。AIを活用して見つけた初めての惑星だとしている。
ケプラー宇宙望遠鏡の観測データを分析し、地球から2545光年離れた恒星「ケプラー90」と、1100光年離れた恒星「ケプラー80」の周りに、これまで見落とされていた惑星を一つずつ見つけた。
惑星は光を出さないため、恒星の手前を横切る際にできるかすかな影を手掛かりに見つける。