楽天「第4の携帯会社」へ 来年1月申請、19年開始 

楽天の三木谷浩史会長兼社長

 楽天は14日、NTTドコモなど携帯大手3社のように基地局を保有し、自前の回線網を持つ携帯電話会社の設立を目指すと発表した。来年1月にも総務省に電波の割り当てを申請する。認可を受ければ「第4の携帯会社」が誕生する。2019年にサービスを始め、1500万人以上の利用者獲得を目指す。

 携帯市場はドコモとKDDI(au)、ソフトバンクの3社がシェアの約9割を握る。楽天の参入で寡占が崩れれば、料金引き下げ競争が活性化する可能性もある。

 楽天は、新たに自前の回線網を持つことで、電子商取引(EC)での取引を優遇するなどして、顧客を囲い込む狙いもありそうだ。


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