羽生結弦、通常より長引く捻挫 五輪代表選考会出場厳しく 

羽生結弦

 フィギュアスケートの2014年ソチ冬季五輪王者で、11月9日に練習で右足関節外側靱帯を損傷した羽生結弦(ANA)が通常の捻挫よりも長引く故障だったと13日、日本スケート連盟の小林芳子強化部長が明らかにした。平昌五輪代表最終選考会の全日本選手権(21~24日・東京)出場に向けて厳しい状況となったが、欠場しても世界ランキング1位などの実績があるため、代表入りが確実となっている。

 羽生は強化拠点のカナダのトロントで療養中。連盟を通じ「左足を中心に単純に滑ることだけから始め、少しずつ負荷を上げ、右足でのターンなどをできるようにしていきたい」との談話を出した。


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