持続可能な開発へ道筋示す アジア・太平洋水サミット 

「第3回アジア・太平洋水サミット」で、「ヤンゴン宣言」の採択を表明するミャンマーの閣僚(中央)=12日、ヤンゴン(共同)

 【ヤンゴン共同】20カ国以上の代表が洪水対策や水資源の確保など水に関連した幅広い問題を話し合う「第3回アジア・太平洋水サミット」は12日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンで2日目の会合を開き、持続可能な開発に向けた水の安全保障のために各国が取るべき道筋を示す「ヤンゴン宣言」を採択、閉幕した。

 宣言は、国連が2030年までの達成を目指す「持続可能な開発目標(SDGs)」よりも5年早い25年までに「アジア太平洋地域で、全ての人に安全で手頃な飲み水と衛生施設を提供する」ことなどに具体的に取り組むとうたった。


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