社会派ドラマ6部門ノミネート 米映画賞、トランプ氏意識 

 【ロサンゼルス共同】米アカデミー賞の行方を占う主要映画賞、第75回ゴールデン・グローブ賞の候補が11日発表され、ベトナム戦争に関する米国防総省の秘密文書(ペンタゴン・ペーパーズ)を暴露したジャーナリストの実話を映画化した社会派ドラマ「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」が6部門でノミネートされた。発表・授賞式は来年1月7日。

 同作はスティーブン・スピルバーグ監督が、米メディアと対立する言動を繰り返すトランプ大統領の就任直後に「今撮るべき作品だ」と制作を発表。米国では「タイムリーな作品」と注目が集まっている。


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