東名事故の2カ月後にもトラブル 夫婦死亡で起訴の男、山口で 

 神奈川県大井町の東名高速道路で6月に起きた静岡市の夫婦死亡事故を誘発したとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などの罪で起訴された福岡県中間市の建設作業員石橋和歩被告(25)が、事故の約2カ月後に山口市内で車を無理やり停止させるトラブルを起こしていたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。神奈川県警は11月、強要未遂容疑で追送検した。

 捜査関係者によると8月21日昼すぎ、山口市の国道2号で運転中、別の車の前方に割り込んだ際、クラクションを鳴らされたことに激高。速度を落として車を停止させ、40代男性に車を降りるよう強要した疑いが持たれている。


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