発見した旧日本軍戦艦の状況説明 米資産家調査チーム 

 【マニラ共同】太平洋戦争中の1944年10月、米軍に撃沈された旧日本軍の戦艦山城や扶桑などとみられる5隻をフィリピン南部スリガオ沖の海底で発見した米資産家ポール・アレン氏の調査チームが7日、スリガオで記者会見し、船体の状況を説明した。

 調査ではほかに駆逐艦満潮、山雲、朝雲とみられる船体も見つかった。周辺海域には重巡洋艦最上も沈んでいるとみられるが、海流が強く今回は発見に至らなかった。

 調査に協力したフィリピン国立博物館関係者は6日、取材に「船体をどうするかはまだ決まっていない」と話した。


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