大阪市と吉本が「笑い」で連携 街の魅力や市の施策発信 

大阪市と吉本興業の包括連携協定締結式に出席した(右4人目から)吉村洋文市長、桂文枝さんら=22日午前、大阪市役所

 大阪市は22日、「笑い」を通じて街の魅力や市の施策を発信することを目的に、吉本興業と包括連携協定を結んだ。市内各区に住む芸人らが地元を盛り上げるほか、2025年国際博覧会(万博)の大阪誘致に向けた機運も高める。

 具体的には、芸人らが各区の地域活動協議会と連携して演芸会や学校の体験学習などに参加する。落語家の桂文枝さん(74)は市内24区それぞれにまつわる落語を創作し、地域をPRする。イベントなどで万博誘致の署名を呼び掛ける。

 大阪市役所での締結式には吉村洋文市長や文枝さんのほか、吉本興業の所属芸人約40人が出席した。


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