滞在型ホテル建設が本格化 東急ステイは全国展開へ 

東急ステイが京都市に開業する中長期の滞在型ホテルの客室=21日

 東急不動産ホールディングス傘下の東急ステイ(東京)は21日、家電やキッチンを備えた中長期の滞在型ホテルを京都市に開業すると発表した。訪日観光客の増加に伴い、滞在型ホテルは各地で事業者による建設の動きが相次いでおり、東急ステイも全国展開を本格化する。

 東急ステイが今月27日に京都市中心部に開業する「東急ステイ京都両替町通」は9階建てで、客室は113室。各室に電子レンジと洗濯乾燥機を備えるほか、一部の客室には簡易なキッチンも設け、数日から1週間程度の連泊にも対応する。

 既に東京都内に展開中の17施設に加え、今回の京都市、札幌市、福岡市にも順次進出する。


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