スバル、認証機関から調査 無資格検査、輸出に影響も 

 国の規定に反して新車を無資格検査していたSUBARU(スバル)が、国際標準化機構(ISO)のドイツを本拠地とする認証機関から品質水準の規格を満たしているか調査を受けていることが15日、分かった。認証が取り消されれば、欧州向けの輸出などが制限される可能性がある。

 同様に無資格検査をしていた日産自動車の組立工場で、品質管理に関するISOの規格認証が国内向け生産に限って取り消されたことも判明。神戸製鋼所もデータ改ざん問題で新たに規格認証が取り消されるなどした。日本の製造業の信用が一段と揺らぎそうだ。


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