2017年11月15日 05:46 | 無料公開
【ニューヨーク共同】国連総会第3委員会(人権)は14日、北朝鮮による人権侵害を解決するよう求める日本と欧州連合(EU)提出の決議案を投票せず議場の総意により採択した。拉致問題を非難する表現が昨年より厳しくなり、国民の暮らしより核開発を優先させていることへの批判も盛り込んだ。 同趣旨の決議採択は13年連続。共同提案国は61カ国で昨年より2カ国増えた。12月中旬に国連総会本会議で正式採択の見通し。 北朝鮮の慈成男国連大使は決議採択を「断固として拒絶する」と述べ、退席した。