アマゾンかたる詐欺に注意 架空請求、被害1億円超 

消費者庁が公開した、実際に届いた架空請求メール

 消費者庁は14日、通販大手「アマゾン」をかたり、有料動画の未払い料金の名目で金をだまし取る架空請求の相談が増えているとして注意を呼び掛けた。相談は9月までの約2年で1万9千件あり、5月以降に急増。被害は少なくとも1億1800万円に上る。

 消費者庁によると、携帯電話に「有料動画の未納料金がある。本日中に連絡がなければ法的手続きに移行する」とショートメッセージが届き、記載の番号に電話をすると、ギフト券を買って支払うよう口頭で求める手口だった。

 把握できた被害者は414人で最高被害額は377万円。被害者の年齢分布は50代が104人で最多だった。


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