2017年11月13日 19:16 | 無料公開
厚生労働省の委員会は13日、医療費が助成される指定難病に「特発性多中心性キャッスルマン病」を新たに追加することで合意した。来年4月からの助成を目指す。指定難病は計331疾患となる。 特発性多中心性キャッスルマン病は、リンパ節が腫れて発熱や貧血、倦怠感を引き起こす。厚労省によると、国内の患者数は推計約1500人。 難病医療法に基づく指定難病の選定は4回目。今回は61の病気が候補に挙がったが、発病の仕組みが不明など、難病の要件を満たしたのは6疾患だった。このうち5疾患は既存の難病に含まれることになった。